ジャズを始めよう!

ジャズを始めよう!②

ジャズっぽいコードの押さえ方(ボイシング)

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コードの和音をピアノでどう押さえるかをボイシングといいます。様々なバリエーションがあります。そこにピアニストのセンスが表れます。ジャズではオープン ボイシングの知識が必須です。

まずはコードの機能について説明します。

3rd7thによるコードの分類
コードの特性を決定しているのは3rd7thです。特に3rdはそのコードがMajorMinorかを決定づけるので重要です。特殊なコードを除いて5thは共通です。

 大きく分けてこの3つになります。

Major seventh chord major3rd(長3度)とmajor7th(長7度)
Minor seventh chord minor3rd(短3度)とminor7th(短7度)
Dominant seventh chordmajor3rd(長3度)とminor7th(短7度)

ジャズに於いてはその曲のキーが何であるかよりコードの機能が何であるかの方が重要です。そのコードの特性によりテンションが導かれスケールが成立します。

では実際の演奏でのコードの押さえ方を見て行きましょう。先ずは一番シンプルなボイシングです。
コードをボイシングする時はコードの特性を決定している3rd 7thをボトムノートにして積み上げます。*注(必ず3rd 7thをボトムにしなければいけない訳ではありません)

下の図はジャズのコード進行で頻出するⅡ-Ⅴ-ⅠⅡm7のコードの3rdを下にした例です。(低音譜表はベース音です)。
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ
のコード進行をした時、7thのノートが進行に従って半音ずつ下がって次のコードの3rdになります。

Ⅱ-ⅤーⅠ①


次の図はⅡm7のコードの7thを下にした例です。
ここでもⅡ-Ⅴ-Ⅰ のコード進行をした時7thのノートが進行に従って半音ずつ下がるのが分かります。
Ⅱ-ⅤーⅠ②
この進行を覚えておけばⅡ-Ⅴ-Ⅰ のコード進行が他のキィでも簡単に作れます。あらゆるキィで練習しましょう。

次は「Ⅱ-Ⅴ-Ⅰのボイシングにノートを足す」を説明します。

いまさら聞けない基本中の基本のはなし②
スケールとモードの違いとは?
スケールとは音階のことです。
「音階」とは文字通りに音を階段的に並べたものです。モードとは「旋法」のことです。「旋法」とはその「音階」で旋律を作るための種々の並べ方でスケールから派生します。例えばCメジャーのダイアトニックスケールである「ドレミ…」を「レミファ…」とスタートする音程を変えるとモードになります。