ジャズを始めよう!

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ジャズを始めよう!①

ジャズピアノが弾けるようになりたくて教則本を買ったり、HOW TO 動画を見たりするけどイマイチ分かったような分からないような…。面倒くさい理屈を前に投げ出してしまう人多いんじゃないでしょうか。
かく言うわたしもその一人でした。

むしろ教則本の類いがジャズを分かりにくくしています。

考えてみて下さい。1930年、40年、50年代、ジャズがどんどんと進化していく頃、沢山のアーティスト、プレイヤーが次々と今に残る名演を世に送り出しました。
その頃にジャズスクールなんかあったんでしょうか? 教則本や楽譜が出回ったんでしょうか? 
どうして多くのプレイヤーが似たような理論を共有したんでしょう?

ホントはジャズってシンプルな理論をベースにしているんじゃないでしょうか?

例えばの話、C、C、CM7、C6、C69、これらは全部同じコードです。
何故なら機能とスケールは全く一緒だからです。ジャズ・ピアニストはこれらのコードを曲中で自由に交換したりしています。ジャズピアニストにとって
7と書いてあってもさほどメジャー7thのノートは重要でありません。
(一番右の
C#4 はスケールが変わります、主にエンディングなので多用されます。)


C∆7th


ではこういう知識はどうやって身につけたらよいのでしょう?

大事なことは「良い楽譜を弾く」ということです。ジャズのセオリーに忠実な楽譜がは何よりの教則本です。

ジャズの中でも特にピアノプレイヤーはその事にこだわるべきです。ボイシングは手に馴染ませて覚えるのが一番です。
例えシンプルなコードでもボイシングが良ければ(セオリー通りなら)素晴らしいジャズのエッセンスが出ます。
最初に間違って覚えてしまうと治すのにとても苦労しなければなりません。

さて実践篇に進みましょう!


ここではエッセンシャルな事項に的を絞って説明していきます。

一応この講座ではピアノ譜(大譜表)が読めて基本的なコード(4和音程度)を知っているというレベルで進めて行きます。
基本的な音楽用語、ジャズ用語などはその都度解説していきます。

基本はコードとスケールです

 ざっくり言うとコードとスケールがジャズの根幹です。コードはスケールから導きだされます。最初にコード進行とピアノでのボイシングを学んでいきましょう。


鍵盤コード


「C major」のダイアトニックスケールとダイアトニックコードです。
楽譜の下のローマ数字は度数を表しています。ジャズでは度数が重要です。


ダイアトニック4和音


次はジャズっぽい和音の弾き方講座です。

いまさら聞けない基本中の基本のはなし①
スケールって何?。
スケールとは音階のことです。ドレミファソラシドも音階の一つです(ダイアトニックと言います)。ジャズには特有のスケールがいっぱいあります。
よくスケールとモードが混同されますが、モードはスケールから派生します。詳しくはまた説明します。