PLAY BY EAR TRAINING

Play by Ear

音楽の本質と楽しみがこの中にあります。

次は音感について考えてみます。音感は大きく分けて二つです。

Perfect Pitch & Relative Pitch

パーフェクト ピッチ(絶対音感)
全ての音を音程で捉えることが出来る才能。
先天性の才能で、トレーニングによって身に付くのは希だと考えられています。

リラティブ ピッチ(相対的音感)
参考となる音を示されると、他の音も音程で捉えることが出来る才能。誰でもトレーニングにより身につけることが出来ます。
例えば C がルートであると示されれば、E や B♭のような単音やA、C、E などの和音を聞き取り、弾くことが出来ます。

Play by Ear はリラティブピッチを応用します。

誰でもトレーニングよって習得出来るのです。

インターバル(音程)はとても重要です、多くミュージシャンは無意識に認識しています。
例えばカラオケ、頭の中で音程が取れてなければ歌うことは出来ませんね。歌が下手に聞こえるということは音程がしっかり把握出来ていないということです。全く楽譜が読めなくても歌がとても上手な人いますよね。音感は練習によって誰でも身に付きます。

「単音なら音階を取れるけれど、和音(コード)は無理」と思う方多いかもしれません。
メロディが連続したインターバルなのに対しコードはインターバルの積み重ねです。和音(コード)や重音はその響きからインターバルを読み解かなくてはいけませんので少し訓練が必要です。
コードにはカラーがあります。明るい、暗い、楽しい、物憂い、展開、終始、など響きからコードを推測するのはそれほど難しいことはありません。感性を養うことが重要です。コードの Cメジャーと Cマイナーは誰が聴いても違いがわかります。Cメジャーは「明るい、楽しい」Cマイナーは「暗い、寂しい」と小さな子供でも感じることが出来ます。この感覚はルートと3rdのインターバルが生み出しています。
またメロディとコードは密接な関係があります。メロディからコードが導かれます。全ては呼応し合っていて音楽的なインターバルを美しく響かせています。

それぞれのサウンドのユニークなカラーを知る、これがとても重要でありそれこそが音楽の本質であると思います。

聴音とPlay by Ear は違います

単音のサウンドには意味がありません。それが Cであろうが F#であろうがただの音名です。音名を聞き分けることが出来ても音楽にはほとんど役にたちません。
音楽的でないものを聞き取れる必要はないのです。

インターバル(音程)こそが音楽のすべてです。

音程(インターバル)がメロディに起伏を与え、聴く人に感情を与えるのです。例えば同じ音が延々と続く音楽は聴いていて楽しいでしょうか?
パズルのように不規則に音が並ぶ音楽が楽しいでしょうか?

音楽的なインターバルを聞き取れるトレーニングが
Play by Ear の近道です。

次はトレーニング法の説明です。