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バイエルの弊害


実はわたしもバイエルを教材に使っています。(笑)
ただ、順番通りに最後まで進めていくことはほとんどありません、必ず別な曲集と併用します。バイエルには少し偏った伴奏(アルベルティバス)や調が多いですし、メロディもけっして美しくありません。子供達がこれを弾いて「音楽っていいなぁ ^o^」って感じるとは思えないんです。多分上手になる修行だと思って親御さんの期待に答えようと頑張ってるんだと思います。古典派の曲を弾く練習にはいいんですけどね。

何故今でもバイエルが主に使われているんでしょうか。
それは先生方もバイエルで育ったからだと思います。むかしはバイエルを終了するのが一つの目安になっていて他の選択肢はほぼありませんでした。バイエル→チェルニー(ブルグミュラー)みたいな流れは鉄板でした。大手のピアノ教室が採用していたのも大きな要因でしょう。

時代は変わりました。バイエルがピアノの正統派教育だという考え方は見直すべきです。
一番の問題はフェルディナンド・バイエル氏の時代と今では音楽の自由度が全く違うということでしょう。その頃禁則だった和音や導音を用いないメロディは現在のポップスの中で当たり前に使われています。

子供の頃少しピアノを習っていましたという生徒さんが、変奏(アレンジ)や機能和声(コード進行)を覚えるのにとても苦労されているのを見てつくづくそう思います。
吸収の早い子供のうちに音楽の多様性や創造性を養うことはとても大事だと思います。


中村 浩
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ピアニストの傷みと故障①

ピアニストの傷みと故障①

昨夜TVのニュースで「ジストニア」について取り上げていました。

「ジストニア」とは体の一部が自分の思うように動かなくなる難治性の疾患のことです。
僕がこの病気のことを知ったのは自分でも思い当たる節があったからです。

ある時から左手の小指に違和感を感じ始め、その内はっきりと分かるように不自由になっていったのです。
日常生活にはほとんど影響が出ません。ピアノを弾く時だけ症状が現れます。

わたしの場合は根が気楽ですから、深く考えずに「これを良い機会に初歩的な練習曲からやり直そう」と思い立ち、毎日少しずつ取り組んでいたら僅かずつですが改善していきました。
プロのコンサート・ピアニストだったら廃業していたかも知れません。

今では、ほんの少し後遺症はあるものの基本練習が功を奏して、前よりピアノの腕は上達したみたいです。(苦笑)
わたしの指の不具合が「ジストニア」であるのかはっきり分かりません。わたしのリハビリが正しかったのかも分かりません。
でも、覚えておいて欲しいのは「誰でもなりえる病気」ということです。

これは、わたしがピアノ講師を再開した理由の一つでもあります。
間違った練習法や運指や姿勢がもたらすリスクを伝えなければと思ったのです。

多くのミュージシャンがこの病気で音楽の道を断念せざるを得なくなりました。
気をつけて下さい。

中村 浩

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