プレーヤーとミュージシャン


わたしはプレーヤーとミュージシャンには違いがあると思っています。

プレイヤーは演奏するために指示や楽譜が必要です。演奏するために完全な楽譜を必要とするピアニストです。

ミュージシャンはプレイヤーであり即興演奏家です。想像力を持ち、曲をアレンジし、自発的に好きなスタイルで演奏することができます。

どちらが良いとか優れているとか言うつもりはありません。

ほとんどのピアニストはプレイヤーです。

ピアニストは優れた楽譜を丁寧に弾きこなし表現することに無上の悦びを感じる人たちです。その気持ちこそが世界中多くのピアニストが毎日練習に向かわせるモチベーションになっています。

ただ、読譜力、表現力に加え、即興力、想像力に満ちたプレイヤーになればもっと楽しいのではないかと提言したいと思うのです。
その手段として
Play by Earの習得をお勧めしています。


Play by Ear は耳コピ、リードシート、またはコードチャートから即興で任意の曲を演奏する能力を表す用語です。リードシートとはメロディとコードが書かれたシンプルなメモのような楽譜のことです。)

モーツァルトからジャスティン・ビーバー、さらには辻井伸行さん、世界中のあらゆる音楽家がPlay by Earで演奏しています。

次回は芸術と即興性、リードシートと楽譜についてお話しします。

中村 浩


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