JAZZは「酒場」と「墓場」で始まった

JAZZは「酒場」と「墓場」で始まった?


生徒さん達とジャズの歴史について語ったりしますが
どのように始まって、どのような歴史を経たのかは意外と知られていないのかもしれません。
学校でクラシックは習うけどジャズはほとんど習いません。
多分民俗的な音楽だからでしょう。

でも1300年前の貴族の話より、
僕たちの親や祖父くらいの世代に発展したこの音楽の方が刺激的で面白いと僕は思います。

JAZZは「酒場」と「墓場」で始まった?

黒人が奴隷として新大陸(ニューオリンズ)に連れてこられて
アフリカとヨーロッパの音楽が出会いました。
ある意味どちらにとっても衝撃だったわけで、
その結果、生まれたのがジャズです。

奴隷制度というのはものすごい悲劇でした。
それほどまでに大きな代償を払ってできた音楽だからこそ、
ものすごいエネルギーを内に抱え込んでいる音楽になったのでしょう。

その後爆発的な勢いで広まっていきます。
たくさんのクラシック作曲家にも影響を与えました。

初期のジャズ(まだ産声をあげたばかり)の頃に「聖者の行進」「When The Saints Go Marchin' In」という曲があります。
デキシーランド・ジャズのスタイルの陽気で明るい曲です。

これはいわゆる「葬送行進曲」で葬式の帰りに演奏しながら行進してたらしいです。
この曲は管楽器と簡単なドラムの演奏が基本で、ピアノはまだ入ってきません。
まぁ行進しながらですからピアノは無理ですけど

なんとなく黒人の悲哀と皮肉がこの曲から伝わってきます。


続く



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