大人になって初めて気付く味わい



味覚には初めて口にした時から「美味しい」と感じられる先天的なものと、何度も繰り返し口にするうちに素晴らしさに気づく後天的なものがあると思います。
大人が普通に口にするコーヒーやビール、ワインも、子供の頃に口にした時は、その「苦み」や「えぐみ」「渋さ」に、二度と飲まなくてもいいと感じたのではないかと思います。

音楽で言えばジャズがその典型でしょうか。
でもわたしはクラシックもその一つなのではないかと思っています。

もちろん初心者(子ども)でも楽しめる曲はたくさんありますが、その多くは少し古臭く、決して「甘い」「優しい」味ではありません。
実を言うと、わたしは大人というかシニアになってから「ブルグミュラー」の魅力に気付きました。曲集を買い直して、ゆっくり(楽譜表記を無視して)噛みしめるように弾いています。コード理論に強くなった今だからこそ、和声の美しさに改めて気付いたのです。
練習曲として弾かされていた時には、この素晴らしさに気付かなかったのですから皮肉なものです。

何十年も寝かした芸術品のようなワインの味を子どもに理解しろというのは無理があります。もちろんごく稀にそういう天才はいるのかもしれませんが。
普通は葡萄のフレッシュジュースの方が美味しいと感じると思います。

音楽は一部の才能ある人のためにあるのではありません。むしろ普通の日常を送りながら楽しむ人、人生の友達みたいに寄り添っている人のためにあるものだと思っています。

音の集まりでしかない「音楽」というものに意味をもたらすのは想像力です。
あなたは何を思いながらピアノを奏でたのか。
誰に捧げようと弾いたのか。
そこに大人にしかない味わいがきっとあるはずです。

最初は自分に聴かせてあげて下さい。きっと喜びます。


中村
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楽譜を読んでいるだけでは音感が育たない!

「音感」と言っても「絶対音感」や「相対音感」だけではありません。
もう一つ大事な「音感」があります。メロディの流れや和音の進行から何が感じられたか、どんなイメージが拡がったのか、と言う感覚です。

俗に「耳コピ」と呼ばれる手法で、初めて聴いた曲を即興で演奏できるような人は必ずこれを持っていると思います。
それでなければ何百何千と鳴るノート一つ一つを記憶し再現することなど不可能なはずだからです。

どうやってその音感を身につけるか?

ちょっと乱暴な言い方をすれば「耳コピ」とは「翻訳」のようなものです。
楽曲(作曲者、編曲者)の意図することを自分の言葉に置き換えて表現しているのです。

これで少しトレーニング法が分かってきましたね。
そうです、自分のボキャブラリーを増やすこと、それをキチンと体系化して自分の中に保存しておくこと。
これが「音感」で弾くピアノに必要なスキルです。

ポピュラーピアノ、ジャズピアノを弾きたいなら絶対に持っていて欲しい感覚です。
YouTubeなどの動画サイトでよく見る自由にかっこよくオリジナルなアレンジピアノを弾いている人を見て
「あんなの特別な人!私に出来るはずない」と思ってる方、今からでも遅くありません。チャレンジしてみませんか?

何よりも弾くことが楽しくなります!

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楽々コードを身に付ける


勉強はしてるんだけどコードが身に付かないとお悩みのピアニストの方多いのでないでしょうか。
市販のコード教則本で独学しても実践的には活用出来ない方が多いです。

わたしの教室はほとんどの生徒さんがコードを覚えます。
メソッドやノウハウは沢山ありますが、中でもとても効果的で且つ楽しい練習法があります。

ヒントはギターです。

ギターを弾く人はコードが弾けます。
むしろコード以外弾けないと言っても過言ではありません。
僕もギターを弾くからよーく分かります。

それに対して多くのピアニストがコード奏法で悩んでいます。
ちょっと不思議ですよね。

コード奏法が出来ると移調も楽になりますし、耳コピも出来るようになります。

「ちょっと音楽の世界観が変わる」と生徒さんが言ってくれます。

自分の好きな曲でコードを覚えて弾くと、楽しくて感動したりします。

きっと、あなたの中のピアノが変わります。


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発表会やコンクールは本当に子供のため?


ピアノはスポーツではありません。
優劣を競ったり、採点の高さ誇ったりするのはプロ志望のコンペティターピアニストがするものです。
ある受賞者はコンクールを「人身売買」の場だと表現しました。
コンクールには年齢制限があるものが殆どです。「金のなる木」を探すのが目的で、
どんなに素晴らしいピアノを弾こうとも中高年は出場資格すらないのです。

僕は発表会が嫌でピアノ教室をやめました。
もしかしたら、あなたのお子さんも発表会が心の負担になっているかも知れません。
多様性の時代です。画一的な採点や評価でお子さんの可能性を潰している事さえあるかも知れません。

辻井伸行さんはコンクールや発表会の後、母親が一切「良かった」とか「ダメだった」とか言わなかったことが嬉しかった、と記事で読んだことがあります。
子供は大人と比較にならないほど繊細なのです

「苦労をすれば必ず報われる」というのは歌の歌詞の中だけです。
それよりも自分の心の充足のために時間を使う方が間違いなく大事です。
そのために練習が必要だと思ったらその時に努力をし、自分の夢や目標を追っていけばいいのだと思います。
テニスの大坂なおみさんが「わたしは成功よりも幸福感を大事にしたい」と語ったのはとても印象的でした。

音楽は楽しむためのものです。自分を解放する大切な心の友達です。
価値観の押し付けは暴力と同じです。

誰かにとって大切な事であっても、自分にとって大切でなければ何の意味もないのです。
人はそれぞれ「好きなモノ」「ときめくモノ」が違うのですから。

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あなたのピアノを見つけましょう

The last rose of summer-poster

ピアノと言えばクラシック、ポップス、ジャズ、弾き語り...
たくさんのジャンルがありますね。

一番あなたらしいピアノって何ですか?
もしかしたらジャズでもクラシックでもないオリジナルなジャンルかも知れません。

世界には色々なピアノがあります。
ゴスペル
ニューエイジ
ブルース
ブギウギ
ラテン
映画音楽
日本の唱歌をピアノアレンジ
...

色んなジャンルに是非チャレンジして見てください。
きっと新しい世界が広がります。
弾くのが楽しくてワクワクする、心から感動する。
そんなピアノがどこかに必ずあるはずです。

いつも弾いている曲に少し飽きた時...

チャレンジしてみましょう!


中村
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ピアノの表現力を解明してみる



ピアニストが聴き手の心を動かす音楽を奏でるためには、音色や音楽の表情を多彩に変化させる技術が不可欠です 。感情を込めれば音色が変わると信じ込むのは少し危険です。
技術がなければいくら頭の中に豊かな音楽があっても、実際に奏でられる音楽は表情の乏しいものになってしまうでしょう。

では、テクニックはどう身につけたらいいのでしょうか。
そもそも、ピアノは鍵盤への触れ方 、すなわち 「タッチ 」によって本当に音色が変化するのでしょうか ?

ピアニストや指導者は 「タッチを変えれば音色が変わる 」と言い、音響学者は物理学の観点から理論的にピアノの音色を変えることは不可能であると主張します。

どっちが正しいんでしょう?
解明してみたいと思います。

音色は音量やアーティキュレーションによって大きく変化します。

ピアノは鍵盤の動きと連動しているハンマーが弦を叩くことで発声しますので、鍵盤を速く動かせばハンマーも速く動いて弦を強く叩くために大きな音が鳴ります。
音楽表現記号で言えばフォルテですね。
音色も硬く、明るい力強いものになります。
鍵盤をゆっくり動かせば、音量の小さい柔らかい音色になります。表現記号で言うピアノです。

スタッカートやテヌート、アクセントなどのアーティキューションでも音色の違いはで出ます。

全く同じ音量、アーティキューションで鍵盤が弾かれた場合でも音色の違いが出るとするなら、ハンマーと弦が衝突するスピ ードを変えずにそれ以外の何かを変えていることになります。

そのヒントは
打鍵の硬さ、柔らかさ
です。

続く
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ピアノライフは本来大人のために


ピアノ作品のほとんどは大人のために書かれています。

子供のピアノレッスンは、良い大人ピアニストになるための大切な予備期間です。
しかし、殆どのお子さんが大人まで続けることなくやめてしまいます。

この責任の多くは。今までの日本のピアノ教育にありました。

幼少期、ピアノライフが始まったばかりなのに、もう「読譜」が始まります。
視覚的に判断して正しい鍵盤を押す、その練習に終始します。
そしてそれなりに曲が弾けるようになると新しい曲へ…
でも子供は何も考えないし、感じていない。
他の選択肢も与えられないので、自分の好きなアニソンがピアノで弾けるなんて考えもしない。
毎週、難解な芸術作品を与えられ、鍵盤で遊んでたりすると怒られたりします。

そんなピアノライフは大人だってやめてしまいます。

それでも子どもの頃だったら、先生から「丸」をもらうだけである程度の達成感のようなものはあるかもしれません。
でも本当にピアノを好きになってくれたんでしょうか? 音楽の楽しさに気づきピアノを弾きたくてウズウズしてるのでしょうか?
先生や親御さんの期待を裏切りたくないだけなんじゃないでしょうか?

「講師の役目は子どもの感性を伸ばして成長させることだから、やはり芸術作品を弾かせるべき。子どもの将来のことを想定する義務が講師にはあります。」
と考える先生は多いと思います

でも、本当にそうでしょうか?
クラシックが楽譜を再現する音楽ですから「目で見て、音並べをする」それが正しいピアノの弾き方だと
そう信じ込ませてるだけなんじゃないでしょうか?

そして、それは大人になってからピアノを再開するピアニストをも苦しめています。
楽譜を凝視して、必死にミスタッチのないように心砕いてピアノに向かってしまいます。
「なるべく楽譜を見ないで」と言っても、「そう思うんだけど、出来ません!」と苦笑なさいます。
まるで催眠術にかかっているようです。

自分でも何となく演奏が物足りない、何を弾いても平坦な感じになってしまう。
そう感じてる大人ピアニストは多いと思います。

でもどうしたら…

「視覚情報」を排除して「景色」をイメージし、
「感情」や「想い」を心から解き放ち、自意識を解放します。
あるがままの自分を表現する。
自分の耳や感性を信じるだけでいいんです。

視覚的に判断して、正しい音を押す、それだけでは AI の演奏に敵うわけがありません。
ミスタッチのない演奏が素晴らしいわけではないのです。

早い内から感情を表現することにチャレンジしましょう!
すぐに出来ます!


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電子ピアノvs電気ピアノvs生ピアノ③

第三回 電子ピアノ

電子ピアノは音源がデジタルで生ピアノをサンプリング(録音)した音を鍵盤をトリガーにして鳴らすものです。グランドピアノからアップライトまで様々な種類の世有有数の名器と呼ばれるピアノが丁寧に録音してあり、鍵盤の微妙なタッチも再現します。

確か最初の電子ピアノはKurzweil K250(1984年)、スティービー・ワンダーの要望で作られたそうです。試奏してみてビックリした覚えがあります。お値段は300万円!ほどだったと思います。
当時コンサートホールでどちらが本物のピアノか目隠しをして聴き当てる企画が催されました。ほとんどの人が判らなかったといいます。

しかし弾き心地や共鳴など、まだ不満が少なくありませんでした。

電子ピアノは生ピアノとの違和感を無くすための改良を重ねます。今では88鍵の一音ずつ調律(ユニゾンをずらすことも出来ます)調音出来るようになっています。視覚的な違和感を無くすために生ピアノのような筐体を持ったものもあります。

電子ピアノと生ピアノのどちらが優れているのか?と言う議論には意味がありません。
適材適所で使い分ければいいのではと思います。
ポピュラーミュージックやジャズなどの軽音楽には、電子ピアノの持つ利便性はは欠かせないものです。

電子ピアノの弱点は音を出すためにスピーカーやヘッドフォンを介在しなければならないことです。
録音スタジオなどの調整されたスピーカーで生ピアノと同じ音圧で鳴らすと、優れた耳を持ったピアニストでも違いが分からないほど素晴らしい音が鳴っています。
それもそのはずです。買えば○千万もする世界の超高級ピアノをプロのエンジニアが丁寧に録音してあるのですから。

でも大切な音を再生する装置が貧弱だと、その素晴らしい音を再現出来ません。
ここに大きなジレンマがあります。電子ピアノは生ピアノのような音が出ないと言われる所以です。

ところで、
つい最近スタインウェイが80年ぶりに新作ピアノを発表しました。
実はこのピアノ、ピアノの音源(本体)は何も改良されていません。自動演奏機能が新しく付けられました。
その操作にはiPadを利用するとのことです。
グールドの演奏するバッハの「ゴールドベルク変奏曲」や、ラン・ランの演奏するショパンの「子犬のワルツ」、ミケランジェリのショパンなどをデジタルで完璧に再現するのです。
これはレコードやテープが、CDになりネットの音源配信になった事と似ています。
テクノロジーが録音の手法を変えたように、楽器の音も変えつつあります。
音楽は時代と共に変わるのです。

クラシック音楽が生ピアノ等で作曲され表現されてきたことを考えると電子ピアノを選ぶ理由がありません。クラシックピアノを極めたいと思っているピアニストは生ピアノを選ぶべきだと思います。

ただ気をつけて頂きたいこともあります。

「まだ電子ピアノですか?お子さんの情操教育のためには生ピアノは必須ですよ」
なんて、ピアノ教室から言われたことありませんか?
調律や調整が適切でない生ピアノだったら、クオリティの高い電子ピアノの方が子供さんの耳のためには良いと思います。

決して見栄を張ることなく、よく考えてから生ピアノを導入して下さいね。

電子ピアノはこれからのピアノとして愛用されていくことは間違いないでしょう。







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上手く弾けていない時に叱咤するのは最低の指導です


「集中」と「リラックス」の関係

スポーツでも音楽でも良いパフォーマンスをするためには
「集中」と「リラックス」の関係について考えることが必要だと思います。

多くの人は集中すればするほど良い結果が得られると考えがちですし、「集中」するために「緊張」が必要だと考えがちです

ですが、それは間違いです。

何より大切なのは「リラックス」です。
「リラックス」というのは、「緊張」を解くという意味ですが、「集中」しないという意味ではありません。

逆に「緊張」は「集中」を阻害します。
「集中」するためには「リラックス」が必要で、「リラックス」を助けるのが「集中」です。

スポーツを例に取ると分かりやすいと思います。
例えばエンジェルスの大谷翔平選手やバルセロナのメッシが良いプレーをする時、体に余分な力が入っていません。プレイを楽しんでいるかのようにさえ見えます。ですが注意散漫な感じはまるでなく、
集中が研ぎ澄まされているけれど、リラックスしている、そんな印象を持ちます。


ピアノ演奏でも、自宅で練習する時には全く問題なく弾けるのに、
人前や講師の前などでは実力が出せず、普段間違わない所さえミスをしてしまう。
そんな経験ありませんか?

失敗する時は大抵力が入りすぎています。(緊張しています)
リラックスがないので集中出来ず、自分のプレーを客観視出来ていません。

何より楽しんでいません。

ミスタッチすることは、そんなに悪いことなのでしょうか?

生徒さんが上手く弾けていない時に、叱咤するのは最低の指導です。
「緊張」を生むからです。

僕は「もっと、もっと間違えて下さい。そしたら何が苦手かハッキリして却っていいでしょう?」
と言います。

すると途端に良い演奏に変わることがあります。

リラックスと集中の関係と重要性を理解すると演奏が変わります。




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電子ピアノvs電気ピアノvs生ピアノ②

第二回 電気ピアノ

電気のピアノは1960年頃より大変ポピュラーになったピアノです。
簡単に言えば電気で音源を増幅させて鳴らすピアノです。
エレキギターをイメージして貰えればいいと思います。
弦やトーンジェネレーターなどを内蔵していますので、電気を通さなくても小さく音は鳴っています。
電気で音量を増幅出来るということは、大きなアンプ、スピーカーを使えばいくらでも大音量が可能ということになります。
ちなみに電子ピアノは電気を通さないと全く音が出ません。

ポピュラーやロックなどの音楽が人気になるにつれて、大会場、野外ホールやスタジアムなどでツアーを組むバンドが増えていきます。
繊細で持ち運びに不向きなコンサートグランドピアノより電気ピアノの需要が高まりました。
また作曲の段階から電気ピアノを使用しレコーディングに用いるのが普通になっていきます。
「ローズ」「ウーリッツアー」「CP80」などは、どのコンサートでも当たり前に見られるようになりました。ポピュラー音楽を聴いている人は必ずと言っていいほど耳にしているはずです。
生ピアノでの代用ではなく完全に一つの楽器として愛され続けています。
「Stuff」 の「My Sweetness 」を聴くと、この爽やかな風のような曲風は生ピアノでは出なかっただろうなと僕は思います。「軽音楽をあなたに」のテーマミュージックでした(古)
https://www.youtube.com/watch?v=Pi2IG1EmNlI

現在でも多数の機種が人気でポップスの録音などに使われいます。
ある意味、生ピアノ以上に浸透しているかも知れません。

変わり種として、日本製「コロムビア・エレピアン」があります。
実は僕も持っていました。当時アパート住まいだったので気兼ねなく練習出来るのは本当にありがたかったです。電子ピアノが登場するなんて思いもしなかった頃です。音の印象はあまり覚えていません。調律が大変だったのは覚えています。^^;;

電気ピアノは調律やメンテナンスが必要です。もし今買うことが出来たとしても、その辺は考慮する必要があります。

次はついにお待ちかね電子ピアノ!です。


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電子ピアノvs電気ピアノvs生ピアノ①


第一回 生ピアノ

ピアノって種類がたくさんあり、呼び方も様々あります。混乱している方いらっしゃるかもしれません。簡単に解説していきます。


まず生ピアノ。
イタリアで最初に作られ、その後ドイツなどで更に改良されます。
簡単に言えば電気を一切使わずに鳴らすことが出来るピアノです。

生ピアノは大きく分けて、グランドピアノ、アップライトピアノになります。
呼び方としてはGPとかアップが多いですかね。フルコン(フルコンサートピアノ)なんてのもポピュラーです。


まずアップライトピアノ。
アップライトとは直立という意味です。

ピアノ弦やハンマーが縦に収まっています。
省スペースで設置出来ますので家庭用のピアノとして大変普及しています.
ですが決して単なるグランドピアノの代用品にとどまりません。
グランドピアノとは違う味わいのある音色を奏でます。
ポップスのアーティストがあえてレコーディングにアップライトピアノ使用する例はたくさん見られます。
ブルースやブギーはグランドピアノよりアップライトの方が雰囲気が出て僕は好きです。


グランドピアノ
皆さんが生ピアノでイメージするのはグランドピアノだと思います。低音側が長く高音側がなだらかに短くなる独特のフォルムはお馴染みだと思います。
コンサートやライブで多く見かけるのがこのタイプです。

その中でもフルコンサートピアノと呼ばれる最高級の機種があります。
驚くほど大きい(長い)ので弦の長さが十分に確保され、共鳴版も大きくなるので豊かな響きがありますが、お値段も豊かです。
^^;;
因みに鍵盤も少し重めです。
ヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ファツィオリなどが有名です。
個人で所有するのは防音、メンテナンス、部屋の共鳴などを含めて中々難しいとは思いますが、「自宅にグランドピアノ」はピアニストの憧れでしょう。


ピアノはいわば精密機械です。その部品点数は約一万個もあります。そのどれか一つに不備があっても美しく鳴ってくれません。また一台ずつが僅かながら違う個性を持ってます。
とても繊細な楽器です。部屋の環境にも気をつける必要があります。
調律師によっても音色が驚くほど変わりますので信頼できる調律師と出会うことも重要です。


生ピアノは決して安いものではないですし、保全も大変ですが、丁寧に手入れをすればとても長持ちします。愛着の持てる一台と出逢えれば一生の宝となるでしょう。
クラシックピアニストを目指すなら生ピアノをまず第一選択肢に考えるべきだと思います。



次回は電子ピアノ、電気ピアノの説明です。
え、一緒じゃないの?と思う方多いと思いますが、全く別物です。

お楽しみに!

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中傷は羨望の裏返し


何をやるにしても、少し目立ってしまったり、余計なお世話だったり、楽しんでる(リア充な)雰囲気が出てたりすると
すぐにバッシングされたりディスられたりしてしまう昨今。

自分にとっては「余計なお世話」でも、「他の人には有用かもしれない」という考えが及ばない、自分目線でしかモノを見れない残念な人の多いこと。

かくいうわたしも良かれと思って気軽にアップしたピアノ演奏動画が小規模ですがバズってしまいました。^^;;

相手にするのも馬鹿馬鹿しいし、再生回数が結構あるし楽譜のダウンロードやリクエストは毎日結構な数あるので、もうちょっとだけモチベーションを下げずに頑張りたいと思っておりまする。

こんなんで止めるのシャクだしね!

ただ肯定的な嬉しいコメントもたくさん頂きました。地獄に仏で大変嬉しかったです。ありがとう!
活発に活動されているなら、こんな経験みんな少なからずお持ちだと思います。
負けずに頑張りましょう!

ちょっと凹んだ時に思い出すコミックのセリフを送ります。

「見ず知らずの人に嫌われたら、それはあなたが素晴らしい人である事を示している。人が羨むような才能を有しているという事。」

「優しい人間はただ損をするばかりではない。いずれめぐりめぐって、かけがえのない貴重なものを手にする。」

ウンウン。


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合格おめでとうございます!


生徒さんの一人が第一志望の音大に合格され、
夢を叶えるための第一歩を踏み出すことになりました。
本当におめでとうございます。

ピアノは他の先生に師事されていて技術も読譜力も素晴らしかったんですが、
入試の課題である作曲や編曲に悩んでいらして、先生の許可をいただいて当教室にいらっしゃいました。

あまり時間もなかったので一回のレッスンを大変濃いめ?に行いましたので、
本人も大変だったと思います。
複雑なコード進行のボイシングは携帯で動画で撮ったりしながら貪欲に学習し、
苦労を重ね、短期間に大変成長されました。

もともと才能は素晴らしかったので心配はしていませんでしたが、
合格の知らせをいただいた時は自分のことように嬉しく、
ホッとしました。

これからが大変だと思いますし勝負です。
頑張って夢を叶えてください!


中村

蛍の光 - Score

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発表会にJASRACの調査?

発表会にJASRACの調査?

「日本音楽著作権協会(JASRAC)が全国の音楽教室に著作権使用料の支払いを求めている問題で、文化審議会は5日、JASRACの徴収開始を認める答申をまとめた。」

とニュースにありました。

わたしは「音楽教育を守る会」の署名に参加しましたが、残念ながらこのまま裁定が下るようです。

以前、小さなライブハウスで演奏した時に知らないうちにラジカセで録音されていて事後通告のようなカタチで請求が来たことがあってビックリした記憶があります。(演奏者ではなく主催者に支払い義務があります)

著作権のある曲の演奏はもちろん、楽譜にも編曲者の著作権があります。

もちろん教室にも調査は来るでしょう。どんな小さなところにもランダムに調査は来ると思った方がいいでので対策は必要です。


中村

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「辛い」から「幸せ」へ

冬季オリンピック盛り上がってますね!

優勝したりメダルを取ったりした選手の多くは目に涙を溜めます。
そこまでの道のりが決して楽ではなかったことの証しかもしれません。
「辛い」「キツい」を乗り越えた人だけに、真の「幸せ」(達成感)は訪れるような気がします。

でも辛いと幸せは意外と近くにあるのかもしれませんよ。

何故なら「辛」と「幸」は棒一本の違いです。

ピアノを弾いていると、スポーツ選手の言う「ゾーン」のような、すごく上手く弾けてノリノリになって「気持ちいいー!」と感じる瞬間があります。ランニングハイみたいな。
そんな時、頑張って練習して良かったなと心から思ったりします。

私たちピアノ講師の仕事はそんな瞬間を増やしてあげること。
「辛」に某一本を足して上げることなのだと思います。

間違っても「幸せ」を「辛い」にしてはいけませんね。

練習も本番も楽しく!

これがベストです!

中村


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無駄かもしれないけど無意味じゃない。

音楽を学習したって実生活で大きく役立つわけではありません。

音楽だけで生計が成り立っている人は多くありません。

一生懸命練習してもみんなが上級者になるとは限りません。

そんな無駄なことに時間を使えないと言われたら返す言葉もありません。

でも無意味ではないと思うのです。

きっと何かのカタチで私たちの助けになり、勇気になってくれると思います。

良いお年を!

中村 浩

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クリスマスピアノ小品集と無料楽譜


Christmas Piano Short Pieces

ついに12月、年の瀬です。
一年あっと言う間でしたね!

今年も沢山の生徒さんと出会うことができ、幸せな一年でした。

御礼もかねまして楽譜の無料ダウンロードです。

The First Noel - Sample
  (見本)

クリスマスソングを3曲の大サービス、寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!
弾きやすく、ハーモニーラインが美しく響くように工夫しました。
大人も子供も楽しめます。
和声(コード)の教材にもどうぞ!

Youtube動画の説明欄にダウンロードリンクがあります。
チャンネル登録もよろしくお願いします。


では、良いクリスマスをお迎えくださいね!

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アンサンブルを楽しもう!

自分も含めてですがピアニストは家で一人練習することが多いものです。

ですが、他楽器の奏者やボーカルとのセッションはとても楽しくて刺激的です。
バンドでの活動もテンション上がります!

ピアニストの常識があまり通用しない不自由さは逆に新鮮だったりします。
(ギタリストはCメジャーが苦手です)

自分って意外と狭い殻の中で考えすぎていたんだなと気付かされたりします。

うちの生徒さんは予めバンドやサークルに属している方が多いのですが、ソロピアノから始めてコードを学んだ生徒さんがバンドに誘われるケースもあります。
バンドでやる曲を楽しそうに採譜したりバンドに馴染むようにアレンジしたりしているのを見るととても嬉しくなります。

「コードを読めない時だったら自信なくて断っていたかも知れない」とおっしゃる生徒さん。
嬉しい限りです!

とは言え、やっぱりバンドやアンサンブルなどのセッションに参加するのは勇気の要ることです。

そこで当教室では自宅で出来るアンサンブル練習の教材を用意し始めました。
まずはジャズっぽいものから幾つかの練習用ファイルが出来ました。
ピアノトリオ設定でのピアノ楽譜、模範演奏音源ファイル、ピアノを抜いたドラム、ベースのカラオケ演奏音源ファイル、などがセットになっています。もちろんソロ楽器奏者やボーカルがいても問題ありません。

短時間で効率よく実践的なテクニックが付きますので、もうセッションは怖くないですよ!

ドンドン外に出て、多くのリスナー相手にピアノやキーボードの腕を披露しましょう!

PS

レッスンの空状況です

月極めコース(定時を毎週お取りしておきます)
水曜日19:30、木曜日18:30、空きました。お問い合わせはお早めに!
リアルタイム最新情報は
こちらでお問い合わせください。

中村 浩


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クリスマス レパートリー①


SantaClaus is Comim'to town-poster

急に寒くなって来ましたね!
体調を崩したりしていませんか。

あっと言う間にもうすぐクリスマス、そんな季節になりました。
クリスマスに音楽のプレゼントなんていかがですか?

クリスマスレパートリー第一弾です。
"Santa Claus is comin' to town"

ちょっとジャズ風大人なアレンジになっています。

「こんな難しいアレンジ弾けないわ」と思ってます?

実はそんなに難しくありません。

世に出てるジャズクリスマス曲集は音数やジャンプが多くて大変なものが多いですが
そんなに困難なことしなくてもちゃんと大人の雰囲気の演奏は出来ます。
演奏の動画を見たり、講師の模範演奏を間近で見ると楽に習得できます。

遠回りせずに楽しくジャズやポップスピアノを学んでください。

体験レッスンいつでも受け付けています。

中村 浩
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テーマのない練習はあまり意味がありません



仕事に家事に遊びに忙しい中、ピアノを習っている皆さん。
きっとこう思ったことあるんじゃないですか?
「あ、ピアノ練習しなきゃ!」

ピアノは苦行ではありませんよ。
ピアノを始めた頃のワクワクを思い出してください。

「全然上手くならない」とか
「指が短いから」とか
「結局、才能ないんじゃない?」とか

自分を傷つけるような事ばっかり考えずに
楽しいと思える練習、曲を優先的にやってください。

ピアノに向かう時は
「よーし、やっと練習出来る。楽しむぞー!」
と声に出してポジティブな気持ちに切り替えて下さい。

その気持ちにしてくれる大事なアイテムは
もう少しで弾けそうな、あなたにとってちょっとだけ難しい楽譜です。
弾けた時の達成感は最高です!
テーマのない練習はあまり意味がありません。

でも、どうしても練習する気になれない時は?

そうです。無理しないでお休みです!

中村 浩



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