コード表記の疑問

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コード表記の疑問にお答えします。

同じコードなのにコードネームの表記が異なっていることが多くあります。

メジャーとマイナーの記号

メジャー:CM7、CΔ7、Cmaj7、C MA7
マイナー:Cm7、C-7、C MI7

・メジャーコード
 ポップスでは大文字(M)か(maj)、ジャズでは(Δ)や
(MA)がよく見られます。

・マイナーコード
 ポップスでは小文字(m)が多く、ジャズでは(ー)や(MI)がよく見られます。

特にジャズコードの表記は特殊に感じますがこれらのコードはジャズのスタンダード楽譜集である「557 Jazz Standards」などの表記が基本になっていると思います。多くのジャズメンはこれに馴染んでいますので我々学習者は読めるようにしておいた方が良いと思います。

ディミニッシュとハーフディミニッシュの記号

ディミニッシュコード
 ポップスではC dimのように表記されますがジャズでは C
o、C MI(b5)のように表記されることが多いです。

・ハーフディミニッシュ
 ポップスではCm7(b5)の表記が一般的です。ジャズでは C
ø のように表記されることが多く C MI7(b5)も見かけます。

ジャズは即興音楽ですのでコードを早く読み取ることが大事です。Cm7(b5)より文字数が圧倒的に少ないことが重宝される要因だと思います。

#、♭、+、− のコード記号

・オーギュメントコード
 C aug と表記するのが一般的ですが、ジャズ楽譜ではC + も頻出します。ドミナントコード C7alt と混同しないためかもしれません。

・テンションノートの
#、♭、 
 テンションノートは左上に( )内に表示されますが、C7(b9)。これをC7(-9)のように − 記号で表記することもあります。逆に C7(#9)はC7(+9)となります。これは楽譜が手書きの場合は間違いが少ないのではと思います。ポップスでも見かけます。

同音テンションノート表記

同じノートなのに6thと13thのように使い分けられています。ここでは一般的に使われる表記法を記します。

2ndと9th:全てのコードで9thと表記されます。

4thと11th:4thはメジャーとsusコードに、11thはマイナーとドミナントコードで表記されます。
CΔ+4 のように#4はメジャーコードに表記されます。
#11はドミナント7thコードで表記されます。C7 (#11)

6thと13th:6thはメジャーとマイナーコード、13thはドミナント7で表記されます。

これらの表記の一部は時代遅れになりつつあり、実際少し読みにくい感もありますので私なりの判断でコード表記を直したりしています。
次のページでジャズ特有のコード表記のチャートを記しておきますので参考になさってください。
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